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作曲家に訊く2021 第6回『未来への光』宮川 当


宮川 当 (みやがわ あたり) [大1年]


中学校、高校と6年間吹奏楽でサックスを担当。

中学時代から作曲を始め、高校で本格的に始める。

映画音楽などのオーケストラ作品や吹奏楽作品を始め、

最近はボカロやPops等多方面に手を伸ばしています。

将来の夢は作曲家で生きていきたいです。

 

——今回の音デオケは”未来”というテーマですが、どのように連想して作曲しましたか?

宮川「”未来”というのは形がないもので、予想がつかないものだと思うんですよね。未来は良いことが起こるかもしれないし、悪いことが起こるかもしれない。そういう希望と不安な思いを込めて作りました。」

——オーケストラを書く時に、意識したことはありますか?

宮川「そうですね、最初の不安を表している部分は音をぶつけたり、希望を表している部分は様々な光の色を変えていくかのように転調をしましたね。色彩感を意識している曲なので、ピアノを弾きながらこの音の色はこれだなとか、そういうことを考えながら作曲しました。」

——今回の作品で、聴きどころとかはありますか?

宮川「今回の作品は、曲が進むにつれ引き込まれるようなものを意識しました。そのような流れを楽しんで頂ければなと思います。」

——好きな音楽ジャンルは何ですか?

宮川「映画音楽が好きですね。細かくは絞りきれないですけど、ハリウッド系が好きだったり、久石譲さんの音楽とかも好きです。」

——作曲活動はいつから始めているのですか?

宮川「僕は小さい頃からピアノを弾いていたので、その時から音楽に触れていましたね。自分の世界観というか、音楽にしたいと思ったのがきっかけで、中学生の頃は即興的にピアノで作曲をしていたりしました。高校からは楽譜を作ったり、本格的にDAWの打ち込みを始めたりしました。」

——映画音楽のオーケストラを作る時に、重要なことはありますか?

宮川「僕の中で大切にしていることは変化ですね。同じメロディを繰り返されても飽きるし、何か変化がないと感動というのは作れないと思うんですよ。例えば打楽器を足すとか、トロンボーンでアクセントを出すとか。そういう要素というのは大切だと思います。」

インタビュアー 下羽 泰生(1年)

ライター 内藤 雅人(3年)

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